ペットショップのはりねずみ

 

子はりん1
子はりん2

先日、久しぶりにペットショップを覗いてきました。
はりねずみコーナーのウワサを聞きつけて…。

小動物コーナーの一角に、”ハリネズミ”の文字を発見!
わくわくで覗いてみると…

ちっさ!!!
ほっそ!!!

一気にテンション落ちました。
6匹いたけど、どの子も小さすぎる。細すぎる。
生後1ヵ月ちょっとだし…。
何匹か耳欠けてるし…。

「初めて迎えた子が体重100g以下の小さな子で、お迎え後すぐに亡くなってしまった」という話、もう4件は直接飼ってた方から耳にしたんです。
よくよく考えると…ウチの規模で4件も耳にしてるって、けっこうな割合です。そしてそれは、おそらく氷山の一角です。
一様に「飼い方が悪かったのか…」とおっしゃっていましたが、断言できます。
飼い方は関係ない、状態が悪すぎる!

ペットショップの子がみんなこうだとは思いません。
実際ウチでも、4匹はペットショップから迎えた子です。内3匹は、海外生まれです。
(大人になっても体重300gがやっとの、栄養不良だったんだろうなって体型の子も2匹いますが)元気に過ごしています。
ただ、どの子もお迎え時、生後6ヶ月以上経ってました。
まだ子はりちゃんを見かけることがなく、はりねずみの取扱いすらないショップも多く、取扱いがあっても大きくなった子が1匹、という頃でした。

微妙な言い方ですが、だから逆によかったのかもしれません。
はりそんはダニ治療済みでしたが、他の子はダニも病気もなく、安定した状態で迎えられました。
ペットショップからお迎えするなら、生後6ヵ月以上経ってる子をオススメします。
今は逆に、それまでショップに残ってる子がいないかもしれませんが(・_・;)

それにしても、今回見た子は本当に可哀想でした…。
やりきれない気分と、はりねずみブリーダーとして認知してもらえるよう頑張らないと!と奮起する気持ちとで、ショップを後にしました。

ちなみに、はりねずみの成長段階をおおまかにまとめると
1.(生後2〜3週間まで)
目も開いていない。ママはり、つきっきり。
お乳のみで成長し、寝床(ウチでの子育てドーム)から出てこない。
誤ってヨタヨタと出てきたら、即連れ戻される。
ピーピーとよく鳴く。

2.(1.以降、生後1ヶ月くらいまで)
2週間程度で目が開いて、3週間程度で元気に動き回るようになる。
子育てドームから出てきてフードに興味を持ち、つつくようになるが、まだママもお乳も大好き。
ママはりも、子はりの動きを気にかけることが多い。(離れて一息つくようにもなる。)
まだまだよく鳴く。

3.(2.以降、生後1ヶ月半くらいまで)
フードをモリモリ食べるようになり、徐々に離乳する。
離乳した子もママは大好きで、後追いしたり、くっついて寝たりする。
ママはりは子育てドームの外で、離れてのんびりすることが多い。
鳴かなくなる。

4.(3.以降、生後1ヶ月半〜遅くとも2ヶ月)
独り立ち!
子育てドームの中や外で、みんなばらばらに寝始める。
ママはりが子はりを追いたて始めたり、子はりがママはりを威嚇し始めたりする。

という流れなんですが、
私が見た子はりちゃんは、その体格と1ヵ月ちょっとでショップに着くということから、2つ目の、フードをつつくようになった段階で離されている可能性が高いです。
ペットショップで鳴き声を聞いたという話もあって、「??」ってなってましたが納得です。
ママが恋しいに決まってます。

はりねずみといえば「国内生まれの子をブリーダーから」という流れは、先人がしっかり築いてくれています。
あとは…それを知る人が増えて定着し、それに応えられる、しっかりしたブリーダーも増えるといいんだけどなぁ。(特に中国地方で)
僭越ながら、アドバイスとか私にできることであればお応えしますので、ぜひご相談ください。

それにしたって考えてみれば、初めて子はりを見る方が、小さい・細いなんてわかるわけないんです。
それで「可愛い!」となって連れて帰るも、運悪く亡くなってしまったら「はりねずみの飼育は難しい、飼えない」ってなっちゃいますよね。それは悲しい。
本来は特段飼育が難しいわけでもないのですが…。

初めて子はりちゃんを見る方へ、せめて体型の見分け方を伝授しておきます!
はりちゃんを上から見たところです。絵心なくてすみません…。
左が細すぎる子、右が正常な子です。
上から見た子はりん図

上から見たとき、やけに細長い子は栄養不良の可能性が高いです。
(ちなみに脚もやたら細いのですが、これは見比べないと分かりづらいです。)

自然な体型の子はお腹がふっくらしており、ティアドロップのようなコロンとした形です。

あとは、よく顔や肌の状態を見てください。フケっぽくないか、耳が欠けていないか…。
できれば便の状態も。緑色や下痢でないかチェックしてください。

あと、迎えたはりちゃんをすぐに亡くしてしまった方の話で共通していたのが
「触っても全然ハリを立てることがなく、よく懐いてると思った」ということです。
生後1ヵ月程度のチビちゃん、確かに警戒心より好奇心の方が旺盛で、大人のはりちゃんよりビビらないところがあります。
でも、全然ハリを立てないのもちょっと疑問です。

完全に丸まらないにしろ、はりねずみにとってハリを立てるというのは条件反射な部分もあります。
ハリを立てないのが、温もりが恋しいからなのか体力がないからなのかはわかりませんが、正常な状態でないのは確かです。

ペットショップのはりちゃんたち…蛍光灯が煌々と照らす真下で、回し車で走りまくってる姿が印象的でした。
どうか、元気で幸せになってくれますように…。

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